【潜在性二分脊椎がわかるまで】③検索魔
股関節脱臼については大丈夫だと言われたが、
なんだかモヤモヤが晴れない。
また振り出しに戻った気分だった。
夜、息子を寝かしつけし、眠くなるまで息子の左足について検索することが、毎日のルーティーンになっていた。
内反足、内転足、、、
調べに調べまくったときに、あるサイトに出会った。
それは、内反足や内転足の手術や治療を専門としている医者が、内反足や内転足に関するQ&Aを載せているサイトだった。
そのQ&Aを読んでいくと、ある答えが目に入った。
「内転足の原因が潜在性二分脊椎ということもある」
潜在性二分脊椎、、、これなのかもしれないと思い、すぐ潜在性二分脊椎を調べてみた。
「潜在性二分脊椎の場合、お尻の一部分がコブのように膨らんでいたり、くぼんでいたりする」
とあった。
もしかすると潜在性二分脊椎かもしれない。
でも信じたくない。
頭ではそう思いながらも、検索をする指は止まらなかった。
【潜在性二分脊椎がわかるまで】②違和感
息子が産まれてから、睡眠もまともにとれないし、乳腺炎になり高熱が出たこともあったが、かわいい息子のためならと頑張ってこれた。
産まれて4ヶ月経ったある日、息子が足を伸ばしたときに、いつも左足が内側に向いていることに気がついた。
初めは気のせいかと思ったが、やはり左足が少しずつ内側に向いていることに気が付き、Googleで検索をした。
「赤ちゃん 足 内側」
すると、内反足というワードが出てきた。
内反足は先天性の病気であるため、息子には当てはまらないと思った。
しかし、息子の足は内側を向いている。
よく調べると内転足という内反足と似たワードも出てきた。
内転足の画像を見てみると、息子と似たような足の曲がり方をしている。
また、内転足は股関節脱臼が原因ということもあるとのことだった。
毎日のように股関節脱臼について調べていたとき、Twitterで股関節脱臼かどうか判断してくれる先生に巡り会えた。
動画で息子の足を見てもらったところ、特に異常はないとのこと。
しかし、不安が拭えなかった。
【潜在性二分脊椎がわかるまで】①息子誕生
2020年5月7日 午後12時18分
なんだか赤ちゃんにしてはハスキーな産声をあげて3050gで産まれた息子。
その産声を聞いて、「あぁ健康に産まれてくれてよかったな」と一安心した。
病室に移ってから看護師さんがやってきて、赤ちゃんはどういう状態か、身体の状態などについて事細かく教えてくれた。
その時に、看護師さんから「お尻の上に何か跡のようなものがあるため、病院で聞いてみてください」とのこと。
看護師さんの雰囲気も重々しい雰囲気ではなかったし、サラッと教えてもらったため、特に気にしなかった私。
まさかその跡が、後々病気を見つけるヒントになるということは後に知る、、、。
自己紹介
はじめまして。
韓国に住んで2年のnanaseeeeenです。
美容師の夫と潜在性二分脊椎の息子の3人で暮らしています。
このブログでは韓国でのことや、息子の潜在性二分脊椎の病気について書いていきたいと思います。
皆様どうぞよろしくお願いします😊