潜在性二分脊椎の息子と韓国暮らし

韓国での暮らしと、潜在性二分脊椎の息子のこと。

【潜在性二分脊椎がわかるまで】⑥いざ大学病院へ

 

 

 

 

重い気持ちで向かった大学病院。

 

 

建物に入るとたくさんの科があり、人もたくさんいた。

 

 

たくさんの人がいるのを見て、

 

あぁこんなに元気そうな人でも大学病院に通わなければならないほどの病気を抱えているんだな

 

と思うと心が少し軽くなった。

 

 

私達は受付を済ませ、神経外科に行った。

 

 

息子の名前が呼ばれ入ると、メガネを掛けた物腰の柔らかそうな先生が待っていた。

 

 

先生に今までの経緯を説明し、お尻にある跡や左足の曲がり具合を見せる。

 

 

先生「とりあえず超音波検査で潜在性二分脊椎なのかどうか確認をしてみましょう。あと、一応整形外科にも行って、左足の骨が異常がないか見ましょう。」

 

 

その日は超音波の予約と整形外科の予約をして、終わった。

 

 

一日でいろいろ検査ができると思っていた私は、想像以上にも早く終わったことに驚いた。

 

 

2020年11月6日。

 

 

この日から大学病院通いがスタートした。